2017年のモデル撮影会参加記録(まとめ)
2017年に撮影会への参加を始めました
昨年中は、相変わらず、コンカフェで飲み歩いていたのですが、その時、キャストの皆さんがモデルのアルバイトをしているという話をすることが多く、撮影を始めることにしました。
実は10数年前にも似たようなことがあり、その時はEOS kiss デジタルに色々機材をを買ったのですが、数回コスプレイベントに参加した後で、カメラバッグごと電車の網棚に置き忘れてでてこなかったため、「これ買い直したとして使う?」と自問して、「使わないし、まあいいか」と思い、特段新しいカメラを買うこともありませんでした。
こんな事情のため、ずっと一眼カメラは持っていなかったのですが、久しぶりに購入して撮影してみることにしました。
6月25日 キャンディフルーツフォトクラブ撮影会
数年前にLOOP秋葉原の店員をしていたゆいなちゃんは、その当時からキャンディフルーツフォトクラブ撮影会のモデルをしていて、お互い良く知っているので、最初の撮影会のモデルさんとして撮影さえ手貰うことにしました。
カメラは、買うのには2ヶ月近く色々悩んだのですがエントリー機のEOS kiss X7と評判の良かったシグマのキヤノンAPS-C用標準ズームレンズを。
カメラのモードはフルオートモードで人間様はとにかく構えてシャッターを押すだけというお手軽モード。
スタジオ内ということもあり、場所によっては若干暗かったり、窓に向かって逆光になったりしています。
さらに本当にフルにオートモードなので勝手に内蔵フラッシュを発光したりと写真が背景の色に寄ってしまい場所ごとに色がバラバラ…。
今から見ても結構恥ずかしいというか、現像しても使える写真がほとんどないという…。
その中では、初期設定のオートフォーカスだと、手前の被写体が優先するため、手前に物があるとそこにピントが取られてしまうのですが、顔が手前になってたまたまスタジオ内のライトの真ん前で明るかったりして、条件が良かった奇跡の一枚(という割にはしょぼいですが…。)。
現像の仕方もよくわからなかったので、ネットとか本を見て恐る恐るやったものの、無理やり明るくして顔を白くしたり、なんだかわからないままトーンカーブをいじったりした位でしたが、そのやり方だと撮った写真に全く統一感が無くて泣きたくなりました…。
さらに、全体に明るくすると、顔だけ白くなるならありがたいのですが、実際には背景が相当白飛びするので悩んだりしていました。
モデル:ゆいな @yuina_0330
スタジオ: パインスタジオ(早稲田)
機材: EOS kiss X7、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM
撮影会の写真はこちらに掲載しています。再現像しているのでかなりマシです。
7月22日 マシュマロ撮影会
次は約1ヶ月後に、バーリルム池袋店キャストのピノちゃんの撮影会に。この子も見るからに美人でございます。ええ。
カメラ買ったーという話を彼女にしたところ、まだピノちゃんも数度目の撮影会ということで「練習でも何でもいいから来てー!」ということだったので、世田谷の方まで暑い中を撮りにでかけました。
装備は前回と同じですが、多少説明書とか本とか真面目に読んでいたので、非発光でF2.8の開放に加えて多少ISO値を持ち上げて、今度は未発光で撮影することに。
この日は日差しが強烈で、やはり明るいポジションならまあまあきれいに撮れたのですが、光のコントラストがひどいとか逆光がきついとかいうところはやはり白飛び黒つぶれがひどく割りと泣きそうに。
モデル: ピノ @xpipipi_xx
スタジオ: スタジオエコロ サニーサイド(九品仏)
機材: EOS kiss X7、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
8月20日 マシュマロ撮影会
再度、マシュマロ撮影会でピノちゃんを撮影。
スタジオがリビングが広いタイプだったので、距離が割りと撮れたため先日使いそびれたキヤノンの撒き餌レンズEF50mm F1.8 IS STMを使用。
APS-Cで使うとちょっと望遠気味に撮れるレンズなので、他の場所のスタジオ撮影などは距離が取れずほぼバストアップ限定の構図になってしまい、撮りにくい場合が多いレンズです。
ですが、ここのように広い室内だったり、外で撮影するような時なら、さすがにF値が低い明るいレンズだけあってきれいに撮れます。
しかし、後で見たところ、やはりピントをオートでカメラに任せっぱなしだったため、ヒザや前ボケ用の植物などにピントを持って行かれている写真が結構あって、恥ずかしくて死にそうになりました。
でもまあ、使える写真がかなり多くはなってきたので徐々にイケる感はでてきたところ。
モデル: ピノ @xpipipi_xx
スタジオ: スタジオサンパティック(戸塚安行)
機材: EOS kiss X7、EF50mm F1.8 STM
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
8月27日 ゆぴてる撮影会
次の週は、メーァのキャストの瑠美ちゃんの撮影をしました。
童顔なので写真を見ると背格好が小さく見えるのですが、実際は身長160cm以上あるそうです。
この辺ではEOS kiss X7のピントを含めた設定は大体安定してきて、さらに現像での調整がかなり細かくなってきています。
まあ、これ以上はどうやったら写真がよくなるのか限界が見えて、迷いがでてきたところ。
撮った写真を見ると大抵はちょっと暗めなので、これ以上やるとしたら、フラッシュを含めたライティングを考えるしかないのかという。
写真としては現状の機材としては限界に近いかと思いつつ概ね満足です。
モデル: 雨音瑠美 @iiRumii
スタジオ: カプリ板橋(板橋)
機材: EOS kiss X7、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM、シグマ 30mm F1.4 DC HSM
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
9月3日 キャンディフルーツフォトクラブ撮影会
久々ぶりにキャンディフルーツフォトクラブ撮影会のゆいなちゃんを撮影しました。
前回の経験で、ここのスタジオはフラッシュを使わないと、現像で無理矢理明るくする必要があり、拡大すると写真の細かいところがノイズまみれになってしまように思えました。
そのため、大人しくフラッシュでの撮影をすることにしました。
フラッシュは天井に反射させた俗にいう天井バウンスで、すっかり安定した明るさで撮影できました。
やはり、無理にノンフラッシュにこだわるのはナンセンスだなと感じた回です。
モデル:ゆいな @yuina_0330
スタジオ: パインスタジオ(早稲田)
機材: EOS kiss X7、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM、スピードライト430EX III-RT
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
10月7日 マシュマロ撮影会 下北沢エリア個人撮影会
EOS80D購入
6月から撮影に使用しているEOS kiss X7ではありますが、
- AF測距点が少なくて、どうもパリッとした写真が撮りにくい
- ポートレート撮影は人物に直接光が当たる位置だとどうしても写真がのっぺりする
- 逆光気味で撮影することが多いのですが、明るさの調整が難しい
などについて、悩んでいました。
明るさについては、現像すればさほど問題は無いのですが、AFフレームの合わせ方がわかってきてちゃんとピントが合うようになり、写真の歩留まりが上がるようになってくると、使えそうな沢山の写真の中から写真を選ぶにしろ現像するにしろ、ちゃんと写真を比較するために明るさの補正をそれぞれにしてからということになり、撮影会をする度に多数の写真の調整にヒーヒー言うことになってきたからです。
(注: Lightroomの階調自動補正を使えば、なんつーことないです)
というわけで、5月末にカメラを買ったので3ヶ月ほどでちょっと早いですがカメラを買い換えることに。
候補としては、新発売でX7の後継のEOS kiss X9、プレミアムエントリーの9000D、中級機80Dの3機種。
X9は測距点の数がX7と同じですし、露出調整の機能をエントリー機に追加しているとも思えないのですぐボツ。
すぐ残りの2機種に。
他の記事では、迷ったら測距点も多くて軽い新機種の9000Dが良いと書いたわけですが、自分の3ヶ月ほどの撮影経験から、ここは多少重くてもペンタプリズム採用のファインダーで機能が充実した80Dの方が良いと判断し、9月末にさっさとボディ買ってきました。
そして、用済みになったEOS kiss X7の方は、とてもとても欲しいと言っていた女性への誕生日プレゼントとして譲ることに。
ちなみにEOS80Dと9000Dとでは、どちらを買うにしろ、どうせ買うならレンズキットのEF-S18-135mm IS USMが動画対応の爆速で写りも相当良く、単体で買うと結構高いので、こちらの方をおすすめします。(ケチらずそっち買っとけば良かった)
そんなわけで撮影会
今回は外での撮影だったのですが、急遽朝から雨の予報とのことで、撮影場所を探して猫カフェに行くことに。
ピノちゃんとは撮影そっちのけで猫と遊んだりしてたのですが、しばらくして雨も上がっているとのことで集合場所に戻りながら下北沢の中を撮影することに。
外での撮影は天気さえ問題が無ければ、室内より相当明るいので撮影には条件が非常にいいですね。
新しく買ったカメラのEOS 80DはやはりX7よりはAF測距点が格段に多いためピント位置を合わせやすく、普通に撮ってもちょうどいい明るさに写り、カメラ自体がすごく賢く期待通りでした。
また、EOS kiss X7よりは解像度が相当上がっていて、ピントがビシッと合っている効果もあり、格段にくっきりした写真に。
これだけの写真が撮れるならフルサイズとか別に要らんよなー的な気分になりました。
モデル: ピノ @xpipipi_xx
会場: 小田急線下北沢駅周辺
機材: EOS 80D、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
10月15日 キャンディフルーツフォトクラブ撮影会
翌週も撮影会でモデルは毎度のゆいなちゃんです。超可愛いです。
スタジオもいつものところなので慣れたものです。(若干飽きてますが)
衣装はスチームパンクでAmazonで買ってあったものということでした。
というわけで80Dで撮ってみます。
やっぱりAF測距点変更も構図が限られるスタジオだと同じようなところに合わせればいいので楽だなー。
ちょっと不満に思ったのが、カメラの位置を縦横変えても測距点がそのままなこと。
縦と横で別にあってもいいんじゃね。
(後でマニュアルを確認したら縦横で別な測距点を指定する機能がありました。デフォルトはオフなんですけど、これは最初からオンでいいんじゃないかなあ…。)
調子に乗ってバシバシ撮りました。至福。楽しかった。
後から写真をチェックしましたが、ほとんど色も明るさも補正する必要がなく、完成度の高い写真。すげーぜEOS80D…。
モデル:ゆいな @yuina_0330
スタジオ: パインスタジオ(早稲田)
機材: EOS 80D、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM、スピードライト430EX III-RT
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
11月4日 キャンディフルーツフォトクラブ撮影会
そんな感じで80Dは撮った後の処理が楽なので非常に助かります。
今回は、ゆいなちゃんは普通に私服というか部屋着っぽいニットだったりして、後半は猫耳ドレス。どちらも超良いです…。良い…。
撮る方はカメラの設定はそろそろいいので、背景との距離とか余計なもん写らないように画角を調整してみたりとかそんなもんです。
写真の完成度は微妙に上がったと思われます。
モデル:ゆいな @yuina_0330
スタジオ: パインスタジオ(早稲田)
機材: EOS 80D、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM、スピードライト430EX III-RT
撮影会の写真はこちらに掲載しています。
11月5日 ゆぴてる撮影会
久々に瑠美ちゃんの撮影会。
この子は某ゲームの公式コスプレイヤーなどしている人気レイヤーという奴で、撮影会の申し込みから30分もかからずに枠が完売する人気者です。
この時は、メーァのスタッフに「瑠美ちゃんの撮影会でベビードールオプションがあるんだって。気になるんだけど…。」とかポロッと言ったら「男のくせにそんなこと言うなら、さっさと撮ってきて!」とかいう司令をいただき、有料のせくしーオプション衣装を申し込む流れ。せくしー♪
前回の撮影会の時は瑠美ちゃんを一生懸命笑わせていたのですが、笑うと手を口に持ってくるくせがあるので、今回はほどほどに。
お互いよく知っているので、自分で色々ポーズを取ってくれるので助かります。
室内で少々暗いので、フラッシュ撮影主体で。
途中、レンズを単焦点のシグマ 30mm F1.4 DC HSMに交換してみたりしたのですが、言うほど変わらないので、取り回しがいいズームにすぐ戻しました。30mm F1.4はまた別な機会に。
写真の方はまあまあですが(モデルさんはとても良いです)、この先どう撮ったらもっと可愛く撮れるのかなあなどと悩む今日このごろ。
モデル: 雨音瑠美 @iiRumii
スタジオ: studio Coucou(スタジオクークー)(森下)
機材: EOS 80D、シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HCM、スピードライト430EX III-RT
この撮影会の写真はこちらに掲載しています。
12月16日 キャンディフルーツフォトクラブ撮影会 ペア撮影会
α7RⅢを買ったぞ!
10月の25日に事件がありました。
ソニーから新機種の発売が発表されました。発売日は11月25日。
最初の感想は「へー、そうなんだ」。
しかし、その宣伝を見ていて「瞳AF」という機能が妙に気になる…。それは、目へのピントを追いかけてくれるAFというもので。なるほど。
しかし、持ってないメーカーのフルサイズ最新機種は値段を見ただけでビビるしかありません。
そこで調べてみたところ、既発売機種で、瞳AFの機能を持っているのは、α7Ⅱ以降の機種は大体あるらしく、APS-Cのα6500にもあるらしい。
んじゃ、別に最新機種で無くてもいいのでは的に思い、調べていきました。
すると、ソニーのαシリーズはバッテリーパックの容量が小さくて、短時間しかもたないので、ユーザーはみんなバッテリーをゴロゴロしているという話。
特に型落ちして旧機種になってしまうα7RⅡなどは「セットにバッテリーパックを2つ同梱」ということ。うーむ、衝撃的というか潔い…。
そして、夏に発売したα9と、今回発売のα7RⅢは、容量が倍ちょっとになった新バッテリーを使える。
SDカードが2スロットになって片方はUHS-Ⅱ対応、ジョイポイントが追加、連続撮影枚数が秒間10枚に倍増、USBポートがType-C対応になってテザリングできる、ボディ内で手ブレ補正…、重さは80Dとほぼ同様などなど。
そうやって見ていくと、4240万画素で、ちょいちょい気になる追加仕様がてんこ盛りで、しかも瞳AF欲しいよな…。でも、高いよな…。
などという感じで毎日悶々と過ごしていました。しかし、3週間目位の11月10日位からすっかり買うつもりに。
でもまあ、現物見てボロカスだったら困るよなあ…。んじゃ、発売して普通に買えるようになったら買うか…。
う、ひょっとして年内位はほぼ出回らない…?でもなあ…。などとさらに悶々として数日。
発売前の22日に思い切って某量販店に行って予約してしまいました…。
25日発売だけど、量販店は物多いし、年内位には何とかなるんじゃないかね…。
という話をしてたら25日に電話がかかってきました「商品確保しました。1週間以内にお受け取り下さい」。
あら、思ったより早いわね…。ま、いいか…。
ペア撮影会
るりかちゃんはLOOP cafe diner(秋葉原)の店長なのですが、実はキャンディフルーツのメイド服店でも働いており、撮影会の現場立会と進行担当もボチボチしております。
先日のゆいなちゃんの撮影会の時、立会担当をしていたのは別な女の子なんですが、「ゆいなちゃんとるりかちゃんのLOOP組で一緒に撮影会して欲しいんですよねー」「それいいね」みたいな会話があったのですが、そんなにすぐ来るとは思わず…。
数日後、るりかちゃんから「16日に決まったからー」「受付開始したからー」などと言われる事件。はい、わかりました。伺います…。(拒否権無し)
この時点で、2人を同時に撮るのは実を言うとあまり気が進まず、というのも、ポートレート撮影はなるべくボカしたいものなのですが、そうするとなるべく絞りを開放(F値を小さく)してモデルさんの顔(というか目)にだけピントを合うようにするものなのです。
しかし、2人同時の撮影だと、カメラの構造上2人同時にはピントを合わせられないので、絞ってなるべく両方にピントを合うようにしなければなりません。
一方、絞ってF値が大きくなるとシャッタースピードが落ちてブレやすくなるわけで…。
最初は2人で行儀よく並ばれたりするわけですが、写真の構図的にはもっとコンパクトにまとまって欲しいので「とにかく組んで!肩くっつけたり、背中合わせたり、抱きついたり!仲良しなんだし問題ないでしょ。」などと煽ってみますが、なかなか勢いが付かず。
特にモデル経験があまり無いるりかちゃんの顔も動きも堅いこと堅いこと。うーむ。
ですが、こうやってちょいちょい突っついているとゆいなちゃんが段々乗ってくる。
「こういう感じにしよう!」「お、それいいじゃん」「うん。BLでこんなシーン見た!」「笑笑笑…。」
というわけで、撮影に手間取って、使える写真は少ないですが、カメラの性能のおかげでボチボチいい写真が残ったのでいいことにしましょ。
モデル:ゆいな @yuina_0330、るりか @rurika515
スタジオ: パインスタジオ(早稲田)
機材: α7RⅢ、FE24-70mm F2.8 GM
この撮影会の写真はこちらに掲載しています。
2018年も頑張ろう!
というわけで、昨年は後半半年間でしたが、撮影会にすごく行けて超楽しかったので、2018年も頑張って行きたいと思います。
それと、できたらコスプレ写真みたいなのも撮ってみたいなあなどと思っています。機会があれば是非!
では、今年もよろしく!
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