レンズ清掃用のクリーニング用品ときれいにレンズ掃除する方法

2019年4月10日写真,撮影機材

カメラのレンズは直接触ることは少ないのですが、なんらかの状況で汚れてしまいがちです。そんな時に必要なクリーニング用品と実際の清掃方法を説明します。

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すぐでは無くてもレンズは必ず汚れる

カメラを買ってしばらくは、レンズを交換するケースもあまりありませんし、接写するマクロレンズのようなものもありません。ですので、、それほどレンズが汚れる機会はありません

そのため、しばらくはレンズが汚れる心配はあまりしなくてもいいかもしれません。

しかし、なんのかんの言っても、レンズキャップを付けたり外したりする際やレンズ自体をカメラに付けたり外したりする際に指や色々なものが触ってしまい汚れてしまう時が来ると思います。

これは、レンズ交換式のカメラを購入した場合は宿命のようなものですね。

ということは、カメラを買うのと同時にレンズ清掃用品も揃えておいた方がいいということです。

ブロアーとレンズペン

最近、デジタル一眼用のレンズを清掃するのには、ハクバ(HAKUBA)のレンズペンを使うのが主流になっています。

後ほど説明しますが、以前は洗浄液を付けてクリーニングペーパーで拭き取るのが普通だったのですが、レンズペンはヘッドの材質に特色があり、洗浄液は不要で、直接レンズを拭くだけです。

ブロアー

ブロアー
ブロアーでゴミを吹き飛ばす

とはいいつつも、レンズの表面には、粒子状のゴミが付いている場合も多く、そのままこするとレンズ表面のコーティングを傷つけることがあります

そのため、ゴムのポンプのようなブロアーで空気を吹き付けて、なるべくゴミを吹き飛ばしておく必要があります。
機能上、なるべく大きいものの方がいいようです。

店頭でやや大きめで値段安いものを選びました。

ネットなどで検索すると、こちらの方を進める記事が結構ありました。

レンズペン KMC-LP12B

レンズペンは、ハクバの商品ですが、持ち歩きにも使うにも便利なので、プロなどでも愛用している方は多いようです。
現在は、3代目のレンズペン3のシリーズが販売されています。

レンズペン3
レンズペン3
レンズペン3 裏側
レンズペンを裏返すと、スライドのスイッチが付いています
レンズペンのブラシ
スライドを押すとブラシが出てきます。ブロアーで吹いた後にこのブラシでゴミを取ります。内側から外側に掃くのが基本です。
レンズペン3 チップ
レンズペン3のメイン側のキャップを外すとチップが出てきます
レンズペンでクリーニング
レンズペンでクリーニングします。内側から外側に渦巻き状に拭くとゴミがあっても行ったり来たりしないで済みますので安全です。

レンズペンはレンズ用とプロテクトフィルターを掃除するフィルター用があります。


レンズクリーニングキット

普段は概ねレンズペンで済むと思いますが、手の脂などがベッタリ付いた時や水で濡れた時などは、他にもクリーニング用のグッズがあればいいと思います。

また、レンズペンと大きいブロアーの値段を足すとそこそこするので、たまにしか使わないのならもっと安く済まないかという気にもなります。

ハクバ デジタルカメラクリーニングキットDX KMC-35

そのような時は、各社からレンズクリーニングキットというクリーニング用具がセットになっているものが販売されています。

自分では、細かいものが多いのでメッシュ袋が付いているものを購入して、レンズペンも一緒に入れています。
レンズクリーニングキットDXの内容物

レンズクリーニングキットを使った清掃の仕方

ブロアーブラシ
ブロアーとブラシがくっついたブロアーブラシが同梱されていますので、これでゴミを吹き飛ばして、ブラシでゴミをどかします。
クリーニングクロス
ホコリの出にくいクリーニングクロスでレンズの表面を軽く拭きます。強く拭くとゴミを引きずることがあります。
クリーナー液
クリーナー液をちょっとだけ付けます。一杯付けると乾いた後汚れも広がります。
クリーニングペーパー
クリーニングペーパーで汚れごとクリーニング液を拭き取ります。レンズペンと同じく渦巻状に外側に拭きます。

レンズ表面の細かい部分は綿棒などを使い、カメラのマウント部やボディなどレンズ以外の部分は付属のブラシなどでゴミを取ります。

まとめ

レンズに比べればレンズプロテクターなどは比較的安いもので、付けておけばレンズの代わりにプロテクターが汚れてくれます。
プロテクターなら少々雑に掃除しても構いません。

ですので、可能ならレンズのフィルター径ごとに1枚ずつ位はレンズプロテクターを用意して置いた方がいいかと思います。
まあ、レンズごとにプロテクターを付けっぱなしにしておいた方がいいとは思いますけどね。

写真を見てレンズの汚れに気付くのではなく、なるべく時々レンズクリーニングをしてみて下さい。

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