沖縄旅行(ひめゆりの塔、斎場御嶽編)にミラーレスカメラ

2019年3月14日写真,風景写真

今回は2019年2月2日~4日の2泊3日で沖縄旅行に行ってきました。首里城や沖縄本島南部を観光し、キヤノンEOS kiss Mで撮影してきました。

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1日目は首里城など

1日目は首里城を回ってから牧志公設市場で昼食を食べた後にイベントバーに行ってそのまま酔い潰れて寝てました…

2日目はレンタカーで沖縄南部旅行

2日目は1人で観光ということで、予定通りレンタカーを借りて沖縄県南部の戦跡などの名所を巡る予定です。
といっても、細かい予定は立ててないのでガイドブックを見ながらダラダラ行きます。

ニッポンレンタカー 県庁前営業所から出発

前日に予約していたニッポンレンタカーでプリウスを借りて出発です。

レンタカーのプリウス
レンタカーのプリウス

楽天トラベルではレンタカー営業所の検索もできます
空港付近だと、空港からマイクロバスでピックアップされて営業所で手続きをするのに時間がかかるので、今回は宿泊ホテル近くの県庁前の営業所で予約しました。

旧海軍司令部壕跡

市内から一番近い戦跡は旧海軍司令部壕跡です。

太平洋戦争で使われた司令部基地ですね。海軍壕公園という名前が付いています。

海軍壕公園ビジターセンター

海軍壕公園ビジターセンター(入口)

駐車場から坂を登っていくと、入口があり、そこから階段を登ると海軍壕公園ビジターセンターがあります。
旧海軍司令部壕ってのがどこにあるのかよくわからないのですが、何となくこのビジターセンターに入っていく人がいるので、後からくっついて入って行きます。

というか、ここが入口なので迷わず入って下さい。

ビジターセンター内部

海軍壕公園ビジターセンター内部
ビジターセンターの中は、旧海軍司令部壕関連の写真が飾られています。(ここまでは無料)
飲み物の自動販売機などもあって休憩もできます。

ビジターセンターから展示室へ

海軍壕公園ビジターセンターから地下へ
ビジターセンターの中に入ると下に降りる階段があります。
どうやらここが入口のようです。

旧海軍司令部壕展示室

下に降りると入場券の券売所があります。大人は440円です。
券を購入すると展示室と壕の入口が別なので「展示室を見てから入って下さい」と言われます。

司令官大山少将

旧海軍司令部壕展示室司令官大山少将
大山司令官の写真や説明などがあります。

沖縄戦の経過説明

旧海軍司令部壕展示室展示の様子
米軍が沖縄に上陸してから沖縄戦がどのように展開したかの説明があります。

各種展示

旧海軍司令部壕展示室武器や装備など
軍関連の武器などの装備品などの展示があります。

旧海軍司令部壕入口

旧海軍司令部壕入口

見取り図を見て貰えばわかりますが、大して広くありません
やっぱり、穴掘って基地にすると簡単に言うけど大変なんだなあと。

下り階段

旧海軍司令部壕降りる階段
階段を降りていくと壕内部に到着します。

旧海軍司令部壕内部

医療室

旧海軍司令部壕内部
通路は大体どこもこの幅。
人間がすれ違えるという基準だと思われる。

旧海軍司令部壕医療室
医療室内部。
どこかに医療室と書いてあったわけではなく、生存の負傷者が複数いて聞いたところよくわからんけど医療室らしいとかいう話だったらしい。

他にも電力室とか士官室とか調理室とかいくつかの部屋があるのだが、写真を撮るとほぼ同じ大きさだったので、代表して医療室だけ掲載します。

壕掘削用ピッケル

旧海軍司令部壕ピッケル
ピッケルが展示してあった。

旧海軍司令部壕壕堀作業
ピッケルの横のあった掘削作業の展示パネル。

司令官室

旧海軍司令部壕司令官室
司令官室とは言っても他の部屋と全く広さは同じで殺風景なものです。

戦闘経過図

旧海軍司令部壕戦闘経過図
出口のところにあった戦闘経過図。

この海軍司令部壕は米軍の上陸地点から割と近かったので、それほど長い期間は維持できなかったようです。合掌。

瀬長島

那覇空港のすぐ南側に瀬長島という小さな島があって、浜とかホテルがあってデートスポットのようです。
1人ではありますが、行きがけに寄り易い場所のようですので、回っていきます。

西海岸

瀬長島西海岸
この手の島にありがちですが、中央にホテルがあって、周囲にぐるっと道路があります。
入っていくと西側の海岸に出たので、写真を撮るためだけにちょっと降ります。

見渡す限りきれいな海岸ではありますが、APS-C11mmの焦点距離でも全然入らないのでパノラマ写真にしておきます。

展望台

東側のホテルの南側に展望台とか野球場・公園などがあります。

展望台

瀬長島展望台

展望台からの景色

瀬長島展望台からの風景
展望台からの風景は島の高台からなので、とにかくぐるっと見えますので、やはりパノラマ写真で。

下から見た展望台

瀬長島展望台を下から見たところ

飛行機がたくさん飛んでます

瀬長島の上は那覇空港からの空路
那覇空港のすぐ南側だけあって、数分間隔でバンバンと飛行機が離陸して真上を飛んでいきます。

ひめゆりの塔

言わずとしれた名所でございます。

入口

ひめゆりの塔入口
入口の横の左の売店で献花用のお花が売っております。200円とか。
申し訳ないですけど全然買ってません…

駐車場は道路を挟んで反対側にあって、どうやらレストランの駐車場らしい。

構内案内図

ひめゆりの塔案内図
案内図といっても、ひめゆりの塔の奥に資料館があるだけで他に施設はありません。

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔と記念碑
右手前の石碑がひめゆりの塔で、手前に亡くなった女子高校生の名簿があります。
奥にあるきれいな記念碑に彫ってあるのも名簿ではあります。

ひめゆりの塔記念資料館

ひめゆりの塔祈念資料館
内部は写真撮れないが一応入館して見学しました。大人410円。

ひめゆりというのは、沖縄師範学校(今なら教育大学のことですな)の付属女子高校の愛称だそうです。
従軍して治療や炊事の手伝いをしていたそうなのですが、日本軍はいよいよもうダメだとなって自決という時にひめゆり高校生に「自分で頑張れ」と解放したそうで、従軍している最中より、解散後の方が死者数が全然多かったとか。

食べるものも行くあてもなかったそうで。

ゴーヤチャンプル定食

ゴーヤチャンプルー定食
11時過ぎではあったが、道路を挟んで向かい側にある大きなレストラン優美堂で昼食。

ここは大きなレストランで、団体観光客は大体ここで食事をするらしい。
食べている間にも数組団体が来ていた。

沖縄名物のゴーヤ(ニガウリ)と玉子の炒めものゴーヤチャンプルの定食を食べる

レンタカーで来た人は、シークアーサージュースとかお茶とか飲み放題と書いてあったので、ジュース飲んでました。
ちなみに、サータアンダギーも売っていて、試食品をくれたので、後で車の中で食べました。

何も買わなくてごめんなさい
お土産は那覇市内か空港で買えばいいし、荷物になるからね…。

沖縄記念公園

ひめゆりの塔から自動車なら数分の場所に沖縄記念公園があります。
終戦記念の日の式典などをする公園ですね。

せっかくなので向かってみます。

平和記念公園案内所

平和記念公園案内所
第一駐車場のすぐ前位に案内所がありますが、本当に案内をする場所で展示らしい展示もありません。
Googleマップで見ても、すぐ表にある公衆トイレの方しか出てこないレベルです。まあ、トイレは便利ですが。

平和祈念堂

沖縄平和祈念堂
平和記念公園の中で一番高い位置にある塔が平和祈念堂です。

この辺にまでくると、いい加減ちまちま有料で入るのが面倒になってきたので省略します。(写真撮れないところ多いし)
中には沖縄平和祈念像という大きな仏像があります。

他には美術館と清(ちゅ)ら蝶園という国内最大の蝶・オオゴマダラの飼育蝶園があるそうです。

平和祈念堂前の階段

沖縄平和祈念堂前の階段
公園中央の道路から平和祈念堂に上がる階段を下ります。

平和の丘

沖縄平和祈念公園平和の丘
終戦の日記念式典をする式典会場の前には平和の丘というモニュメントが見えます。

また何かの資料館とも思いましたが特段何もないようです。

沖縄平和祈念公園 式典会場

沖縄平和祈念公園式典広場
平和記念式典をする時に参列者が入るエリアからみた景色です。
せっかくなのでパノラマの360度画像を作ってみました。

平和記念公園 資料館

沖縄平和祈念公園資料館
平和祈念堂や式典会場から海沿いに行ったあたりにお城のような資料館があります。

やはり、気がすすまないので中を見るのはやめておきます

資料館の前の広場

沖縄平和祈念公園資料館前広場
資料館から海側には平和の火という聖火台があり、片側は空いています
こちらは広場側です。

平和の礎

沖縄平和祈念公園資料館平和の礎
広場の残りの半分は平和の礎という参列者の寄付で建てる石碑群があります。
2018年末で20万人弱位の名前があるとか書いてありました。

喜屋武岬

喜屋武岬(きやんみさき)は沖縄本島南部の海岸沿いにある切り立った岬で、美しい名所として知られています。
一方で、沖縄戦の末期に米軍に追い詰められた人たちが身投げをした悲しい場所だとかいう話も書いてあります。

沖縄本島のかなり南端に近いエリアにあって、ひめゆりの塔から平和記念公園に行くとむしろ遠ざかっていることに後から気が付きました。
まあ、大した距離でも無いので、戻ります。

平和の塔

喜屋武岬平和の塔
喜屋武岬には、平和の塔というモニュメントが建てられています。

喜屋武岬説明板

喜屋武岬説明板
喜屋武岬の説明板が端の方にありました。

喜屋武岬からの眺望

喜屋武岬からの風景
喜屋武岬からの景色はさすが見事という風景です。
わざわざでかけて行って見るだけのことはあります。写真はパノラマにしました。

喜屋武岬灯台

喜屋武岬灯台
戦後すぐに建てられた灯台が光量が少なすぎるので昭和の時代に建て直して現状の灯台になったそうです。
しかし、こちらの灯台も老朽化しており、隣の敷地に新しい灯台を建設中で基礎工事中と書いてありました。

奥武島とニライカナイ橋(写真無し)

喜屋武岬から途中、奥武島という島に寄ろうとしたのですが、小さな島に自動車が一杯で駐車するスペースが無いので通過しました。
次にニライカナイ橋というかなりの高度差の間を通す700mほどの長さの空中橋があって、そこも通ったのですが、橋の途中では駐車できず、写真を撮るのに適当なスペースが無いので断念しました。残念。

知念岬公園と斎場御嶽(せいふぁうたき)

ガイドブックを見ていると斎場御嶽という、昔に琉球王も参拝したという聖域があります。
斎場御嶽は世界遺産と書いてあるので、まあ、ここまで来たら行くよねという感じで向かいます。

南城市物産館

南城市地域物産館全景
斎場御嶽の入館券を売っているという建物がありますが、ここの建物の駐車場は一杯で、もっと海寄りの知念岬公園の駐車場に駐車せよという話です。
ちなみに斎場御嶽は丸っきり反対の内陸側です。つらい…。

どうやら昔は斎場御嶽の前の駐車場を使っていたようなのですが、世界遺産になって観光客が増えて数台分の駐車場じゃお話にならなくなったので、公園の駐車場の方を使うことにしたようです。

斎場御嶽入場券販売所

南城市地域物産館 斎場御嶽入場券売場
入場券は300円でした。

知念岬公園

知念岬公園入口
せっかく目の前に来たので海側の公園まで向かいます。
南城市は近隣の3町村が合併して誕生したそうなのですが、それを記念して整備されたような雰囲気のことがちらほら書いてあります。

知念岬公園
ここも海沿いにある展望所から海がぐるっと見えるのですごいです。
ここもパノラマです。

知念岬体育館

南城市知念体育館
駐車場の横に知念岬体育館というジムのような建物があります。
結構、人里離れているような気がするのですが、中にはちらほら筋トレをしている人がいたようです。

有料だそうで、今回は特に用事はありません。

斎場御嶽

斎場御嶽入口
入場券を買って、結構内陸側に歩くとようやく建物が見えます。

入ると一旦説明のビデオが流されている部屋に通されます。
単に歩くより有料のガイドを付けた方がいいですよという話です。

ここは聖域なのでお祈りをしている人の前でパシャパシャ写真撮ったりしないで下さいとかいう注意をされます。
写真撮れないのー?(迷惑客?)

大庫理(ウフーグイ)

斎場御嶽 大庫理(ウフーグイ)
奥まで行くと祈祷所があります。
今回来た斎場御嶽という遺跡は、内部にはこういう祈祷所が3,4箇所ある位で、祈祷所と言っても岩壁の前に石畳がちょっとある程度で、見て面白いというものではありません。

あらかじめ歴史やレイアウトなど調べておいてから行くか、ガイドさんを頼んだ方がいいのかもしれません。

実際に中を見て回ると、観光客ばかりで特にお祈りをしているような方もほぼいませんでした。
ですので、割と簡単に写真は撮れます。

一応、係員の人がところどころ立っているので、そういうところでは撮影は自粛しました。

三庫理(サングーイ)

斎場御嶽 三庫理(サングーイ)
斎場御嶽はこの三庫理(サングーイ)という岩が三角に寄りかかっているゾーンが有名のようです。

この三角の穴をくぐって奥に行くとやはり祈祷所(まあ単なる石畳ですが)があって、係員がいたので撮影はやめておきました。
上の大庫理と似たような感じです。

という感じで、ああ、なるほどという感じで、特に理屈っぽい構造のようなものはなくて、大昔の祈祷所という感じでした。
なるほど。

参道

斎場御嶽 参道
入口と出口がある横に5時までしか通れないという参道がありました、反対側の岸の方に抜ける通路で、そちら側から祈祷するために登ってきたということのようです。

ここも結構な急斜面で時間も遅くなってきたので省略します。

今回の撮影機材 ミラーレスカメラ キヤノンEOS kiss M

今回の撮影機材は、EOS kiss Mとレンズはほとんど標準ズームレンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMと、首里城の庭や中などは広角が欲しかったので、広角ズームレンズのEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMを使いました。

横長の写真などはEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMで横に何枚か撮った写真をLightroomでパノラマ合成しています。

EOS kiss M ダブルズームキット

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

撮影の感想

今回は普通の写真は上記にもあるようにEOS kiss Mのキットレンズの標準ズームEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMで、広く見えるエリアでは広角ズームレンズのEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMを使用しています。

どちらのレンズも周辺光量落ちが結構強い

普通に街中で撮影する分には、割と描写も良くて不満は無いのですが、今回の海岸の景色などすごく明るい写真を撮ってみると、どちらのレンズも写真の端の方が暗くなる周辺光量落ちが結構あって、補正が必要でした。

補正自体は割と簡単

補正自体は、現像ソフトのAdobe Lightroomでレンズプロファイルを適用すれば勝手にやってくれます。
掲載した写真は補正済みです。

工夫が必要かもしれない

これまではEOS kiss Mで撮影していても、他のブログでEF-Mレンズの周辺光量落ちの話を見ても、全然心当たりがありませんでした
ところが、今回の掲載用の写真を見ると見事に端の方が暗くなっていて「あちゃー」という感じでした。

少し絞れば(F値を大きく設定すれば)こういう現象はでにくいのですが、そもそも最低F値がF3.5とかF4とあまり明るいレンズでは無いので、強く絞るとシャッター速度が遅くなったりして、撮影自体が少し難しい感じがします。

あまり周辺光量落ちが気にならないような構図で撮影する必要があるかもしれません。

沖縄南部旅行まとめ

実はこの後で、おきなわワールドというテーマパークに行って夜は飲みに行ったのですが、それは以下に記事にしています。

沖縄南部を自動車を1日運転して回りました。
距離的には大したことはないのですが、かなり色々なところに行った気がします

昨日の首里城の模様

昨日の1日目は首里城を回ってから牧志公設市場で昼食を食べた後にイベントバーに行ってそのまま酔い潰れて寝てました…。

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