初心者がキヤノンEOS kiss Mを買って使いたいEF-Mレンズのおすすめ

2018年11月13日EOS kiss M, カメラ, キヤノン, レンズの選び方

EOS kiss Mに装着したEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS kiss Mのダブルズームキットを購入して、せっかくレンズ交換式のカメラなので、他にもレンズを使ってみたいという方は多いと思います。そこで、EOS kiss M用のEF-Mマウントのレンズを紹介します。

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初心者がキヤノンEOS kiss Mを買って使いたいEF-Mレンズのおすすめ

2018年10月に入ってすぐEOS kiss Mを購入しました。
せっかくのレンズ交換式のカメラなので、他にもレンズを使ってみたいと思います。

EOS kiss Mに使用できるのは、EF-Mマウントのレンズのみで現在発売されているのは7種類だけです。

レンズの性能の読み方

レンズの名称は、英字やら数字やらの羅列でわかりにくいことこの上ありません。
そこで初心者の方向けに、レンズの記号の見分け方について説明します。

EF-Mマウントのレンズについては、以下のような文字列で名前が付いています。
例として、カメラとセットになっているレンズキットの標準ズームレンズで説明します。
EF-Mレンズの表示の見方

①マウント名

マウントとは、カメラ本体(ボディ)とレンズを接続する部分で、カメラメーカー場合によってはカメラの機種ごとに異なっていて、別なマウントのボディとレンズは接続できません

EF-Mマウントは、キヤノンのEFシリーズの小型ミラーレスカメラ用のマウントで、EOS kiss MはEF-Mマウントを採用しています。

②焦点距離

焦点距離とはカメラで画像を受信する画像センサーから焦点までの距離です。
(焦点の説明は今回は省きます。)

焦点距離が小さいと広い角度の内側の光がレンズに入ってきて広い角度に写ります。
逆に、焦点距離が大きいと狭い角度の内側しかレンズに光が入らず画像が拡大され大きく表示されます。

EF-Mレンズの場合、焦点距離30mmが人間の目(片目)で見られる広さと言われています。
それより数字が小さい場合はもっと広い範囲が写り、大きい場合はもっと狭い範囲が写るので拡大されます。

15-45mmという表示は、15mmから45mmまで変更できるズームレンズであることを示します。

③最小絞り値

絞りとは画像センサーに入る光の量を調整する(絞る)パーツで、絞りの度合いを数値化した数字を絞り値(F値)と言います。
数字が小さいほど絞りが開放されている明るい状態で、レンズによって最小値が決まっています。

F3.5-6.3という表示は、左側の数字が焦点距離の広角端15mmの時F3.5、右側の数字が焦点距離の望遠端45mmの時F6.3であることを示していて、中間の焦点距離に調整した時は連続で中間値になっています。
最大絞り値はレンズによって異なりますが概ねF22です。

カメラで絞りを開放すると明るくなり、ピントの合う幅が狭くピントの合う距離が小さくなり、ピントが合っていない部分についてはボケます。
一方、逆に絞ると暗くなり、ピントの合う範囲が広くピントの合う距離が大きくなって、写真全体にピントが合うようになります。

④IS

ISはレンズ内手ぶれ補正機能(IS : Image Stabilizer)を持つレンズに付いている表示です。
人間は止まっているようでも微妙に動いていて、完全に止まることができません。
ですので、カメラを持っている時もカメラは微妙に動いていますが、カメラの機能で写る写真の手ぶれを抑える機能が手ぶれ補正機能です。

EOS kiss Mはボディ内部にも手ぶれ補正機能がありますが、レンズにも手ぶれ補正があると連携してより強力に効きます。
暗くてシャッター速度が短い時や被写体が動いている時などにも手ぶれが抑えられます。

⑤STM

STMはレンズのピントを自動で合わせるためのモーターがステッピングモーターになっていることを示します。
EF-Mレンズは今の所全てSTMですが、EFレンズやEF-SレンズにはUSMというより高速で静かな超音波モーターを採用したレンズが存在します。
ですので、とりあえずSTMという表示は気にしなくて結構です。

というわけで、レンズを購入する際にもっとも注意しなくてはならないのは焦点距離で、それにより写る大きさが変わりますので、被写体の大きさと撮影する時の被写体までの距離により選ぶ必要があります。
その次にボケを大きくした写真を取りたい場合は最小F値が小さいレンズを選ぶ必要があります。

広角ズームレンズ

広角レンズは焦点距離の小さいレンズで、広い角度で広い範囲を写せますので、建物や風景などの写真に使われます。

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

広角レンズを選ぶとはいっても、EF-Mレンズに用意された広角レンズは、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMというズームレンズ1種類のみです。
レンズキットの標準ズームレンズEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMでもっとも広角側の15mmに設定して、さらに広い範囲を写したい時はこのレンズを使うしかありません

F4-5.6というのは、それほど明るいレンズではありませんが、EOS kiss Mと併用する場合にはボディにもレンズにも手ぶれ補正が付いていますので、手ぶれを心配することはありません。
また、写りにも定評がありますので、風景写真を撮影する時にはおすすめです。

単焦点レンズ

単焦点レンズは、焦点距離が変更できませんので、写るものの大きさを調整することはできません。
写るものの大きさを変えたい場合には、被写体までの距離を変更するしかありません。

ズームレンズに比べて不便なようですが、一方で、大きさを調整する機能を省いた分、レンズ内のレンズの枚数を少なくすることが可能なため、レンズ全体として精度が上がるため、解像度がよくくっきりした写真が撮れます
また、最小絞り値が小さくなることから、デジタル一眼らしいボケの大きい写真を撮りやすくなります

EF-M22mm F2 STM

ダブルレンズキットにも含まれている単焦点レンズで、使用していない状態では長さが小さい円筒形で平べったいパンケーキに似ていることからパンケーキレンズと言われるタイプです。

焦点距離も近距離で使うのにはちょうどいい22mmで、非常に小型なので、EOS kiss M本体につけっぱなしで使っている人も多数いるようです。
一方、単焦点レンズで最小絞り値もF2ですので、被写体に近付いて撮影すると背景がきれいにボケますので、デジタル一眼らしい写真が撮れます。

価格も最安値で2万円ちょい、通常は2万円台半ば位で、EF-Mレンズでも最も安いレンズですので、もう言うことはありません。
個人的にはこのレンズが一番おすすめです。

EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

これはマクロレンズと言われる種類のレンズです。
マクロとは英語でmacroで大きなという意味ですが、被写体にぴったりくっついて大きく拡大して撮影することができます。

他のレンズは概ね25cm位の距離しか近づけませんが、10cm弱まで近づいて撮影できます。
このレンズの特徴は、それに加えてレンズの周囲にLEDライトが付いていることで、近寄ってもカメラ・レンズの影を気にせずに撮影できます。

というわけで、料理の拡大写真や、植物や模型などの拡大写真を撮影したい場合には、このレンズが一番おすすめです。

EF-M32mm F1.4 STM

EF-Mレンズでは最も最近の2018年9月に発売されたもっとも新しいレンズです。

特徴としては最小F値がEF-Mレンズの中でもっとも小さいF1.4であることで、焦点距離も人間の目で見られる範囲とほぼ同じ32mmであることです。
EF-Mレンズでもっともボケを狙えるレンズであり、焦点距離から考えてもポートレート写真を撮影するのに最適なレンズです。

EOS kiss MとEF-M32mm F1.4 STMで猫カフェで猫を撮影してきました。

EOS kiss MとEF-M32mm F1.4 STMでモデル撮影会に参加してきました。

ズームレンズ

正確にいえば、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMもズームレンズではありますが、広角レンズが1種類しかないことからそちらの分類にして説明しています。

それ以外のズームレンズについて説明します。
ズームレンズは単焦点レンズと逆に構造的に複雑なため、最小F値はやや大きめではありますが、被写体を写す大きさを撮影しながら調整できるという非常に便利な機能があるため、カメラ初心者向きと言えます。

EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS kiss Mのレンズキット4種類の全てに入っているレンズで、人間の目で見える範囲の前後を写すことができることから標準レンズと言われる種類です。

入門用のカメラの標準ズームレンズは、レンズキットに入れられるキットレンズとして使われることが多いです。
レンズキットは、初めてそのマウントを使う人用にセットにして価格を抑えたものですので、キットレンズも細かいところまできっちり写す解像度や明るさなどの性能よりは、軽くて扱いやすく低価格であることが求められがちです。

そんなわけで、このレンズには全然期待していなかったのですが、実際に使ってみたところは、非常にキレのある画像でくっきりしていました。
ただ、レビュー記事などを見ると、画像周辺部の解像度が悪く、暗くなるということなので、被写体をなるべく大きめに写すような工夫が必要かと思います。

おすすめしようにもEOS kiss Mをお持ちの皆さんは大抵お持ちかと思いますので、気軽な撮影には是非活用して下さい。

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

焦点距離が18mmから150mmという幅が広めのズームレンズで、広角端と望遠端の焦点距離の倍率が大きいものを高倍率レンズといいます。
このレンズの場合8倍ほどですね。

高倍率レンズのメリットは、単焦点レンズと丸っきり逆です。
撮影する大きさをほぼ自由に変更できる代わりに、機構が複雑になるので最小F値は大きくボケが望めませんし、解像度もすごくいいとは言えないようです。
というわけで、旅行先などレンズを複数持っていきにくい場合でもシャッターチャンスを逃したくないという、シャッターチャンス重視の時におすすめです。

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

望遠ズームレンズで、ダブルズームキットに含まれています。

個人的には、キットレンズの望遠側はちっとも使ったことはありません。
写真を撮る時に大きく拡大することがあまりないのと、標準ズームレンズより暗く、解像度も今ひとつな場合が多いからです。
しかも、広角端で55mmで近くのものはほぼ撮れません。うーむ、つらい…。

しかし、EF-Mレンズの望遠レンズはこのレンズのみです。苦しい…。

どうしても望遠レンズが欲しい場合は、次のタムロンの互換レンズがいいと思います。

TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)

サードパーティであるタムロンの高倍率レンズです。

EF-M55-200mmより1万円位高くなりますが、望遠端の焦点距離は200mmと同じですし、全体的に解像度もややいいと思われます。
それで焦点距離が18mm始まりですので、広角側も使えます。

どう考えてもこっちの方がいいように思えますが、いかがでしょうか。

初心者へのおすすめ

まだEOS kiss Mを買ってない人向け

初心者の方へのおすすめは、EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMとEF-M22mm F2 STMがセットになったダブルレンズキットです。
安価で常用できるレンズが2本とも入っています。

もし、望遠が欲しいのならば、TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)を追加で購入すれば何にでも使えて完璧です。

旅行専用に割り切るなら

芸術的な視点で高画質な写真を撮影したいのであれば、上記のパターンですが、旅行などで撮り歩きする際にはそんなのより場面を見つけて即写真を撮るようなシャッターチャンス重視の考え方の方がいいと思います。

それならば、EOS kiss MとEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMがセットになったレンズキットを購入した方がいいでしょう。
少し高くなりますが、当分他のレンズを買わないで済むかと思います。

次に買うレンズ

風景をメインに撮るならEF-M11-22mmモデルポートレートならEF-M32mmやEF-M22mmブツ撮りならEF-M28mmマクロと自然に購入していけばいいかと思います。

まとめ

そんな感じで、EOS kiss MとEF-Mレンズの組み合わせは、EF-Mレンズのバリエーションにしたがって素直に購入できるかと思います。

自分でも全部買ってしまうそうな気がするんですよねえ…。(フラグ)

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Posted by すーすー