本気でイチから撮影会に参加するミラーレスカメラを選んだら欲しくなった

2018年10月23日カメラ,カメラの選び方

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初心者向けにおすすめするミラーレスカメラを考えていたら自分でも欲しくなってしまった

割としょっちゅうカメラをおすすめする記事を書いたりしているのですが、自分はもう通り過ぎてしまってフルサイズで落ち着いてしまっていたりして、サブカメラもうっかり買ってしまったりしています。
そのため、どうもおすすめ記事に熱量が入らないので、もし、自分が最初から買うとしたらどれがベストでどの順番で買うか自分の経験も交えて超妄想考えてみます。

本気(ガチ)でモデル撮影会に参加するカメラ機材

対象はこのブログは基本的にモデル撮影会に参加するための想定でおすすめしています。
鳥とか飛行機とか列車とか風景とかがメインとか言い出すとまた得意分野が替わるので、今回は考えないことにします。

エントリー機は買わないけどなるべく安く

予算が十分にある場合とそうでもない場合

例によってジャブジャブお金があるなら、カメラの量販店に行ってなるべく現物を見ながら説明を受けた方がいいと思います。
ただ、店舗だとどうしても徐々に機能がちゃんとした方(≒値段が高い方)に誘導されるので、予算を絞ろうとしても上手くいかない可能性もありますので、その前提で考えてみます。

エントリー機はどうなの?

以前にエントリー機でも考えてみたのですが、エントリー機のレンズキットで6万位で今ひとつ安いという感じとも思えず、もう1ランク上を狙った方が幸せそうな感じです。

ミラーレスか一眼レフかどちらを選ぶか

一眼レフの場合、キヤノンとかニコンはレンズや周辺機器も充実していて、コストを減らすためにはかなりいい感じなのです。
そんなこともあって一発で安めの装備で揃えてそこで満足するなら一眼レフもありかと思っていました。
しかし、個人的にあまり目が良くないのでファインダが画面になっているミラーレスカメラがいいなと思ってきて、明るさやピントもファインダで撮影イメージが良くわかり、さらにミラーレス機はほぼ標準装備で目にピントが合う瞳AFがあり、モデルさんを撮影する時はとてもいい感じです。
あと、撮影する時に手にフィットするにはある程度大きさが必要なのですが、ミラーレスの軽さや小ささに慣れてしまうと、カバンに入れていつも持ち歩けるミラーレスにどうしても個人的1票を入れてしまいます。

予算と欲望に応じて選ぶ必要装備

気持ち的にはなるべく機能のいいカメラを買いたいところではありますが、やはりフラッシュやレンズなどで大きく写真が変わります
そのため、カメラだけで予算を使わず、次に買うものになるべく余力を残すように考えます。

カメラ(レンズキット)

カメラは入門機よりは若干いいプレミアムエントリークラスを狙います。
入門クラスはやはりオートで撮るのが前提なのですが、人を撮影する時は手前に手とか物が来るケースが多いです。
そうするとそっちにピントを持っていかれがちですが、その上のクラスなら、まあまあ設定できる項目も揃っていますし十分です。
レンズキットにするのは、キットレンズでもまあまあ写りますし、そもそもセットにしてもしなくても大して値段は変わらないので、レンズキットだけで練習するのは大いにありです。

外付けフラッシュ

内蔵フラッシュを直射して色々上手く行かなかった経験から、なるべくフラッシュを使わないで撮りたいのはヤマヤマです。
しかし、個人的経験でカメラをどんどん買い替えて、フルサイズまでたどり着いても、暗い状態で撮ると今ひとつピントが合っていないもさーっとした感じの写真になるのは、どうしてなんだろうと思っていました。
今どきのカメラは手ぶれ補正が充実していて、室内の手持ち撮影くらいは全然楽勝なのですが、やはり暗いところで1/30秒位のシャッター速度で撮影すると、どうやら微妙に被写体のモデルさんが動いているようでブレてしまっているようです。
反省してライトやフラッシュをこれでもかという感じで当てるようになってくっきりした写真が撮れるようになりました。
スタジオによっては暗くて、備え付けのライトもあまり良くないところもあるので、外付けフラッシュでの天井バウンスはやはりあった方がいいです。

単焦点レンズ

カメラを買って、次にしばらくしてフラッシュを買えたら、次はいよいよいいレンズが欲しいです。
F値が小さいレンズは、非常にボケがきれいに出ます。
レンズの選択肢は、ズームレンズと単焦点レンズがあって、ズームレンズの方が色々な距離に対応できて便利なのですが、F値の小さい明るいズームレンズはちょっと高価ですので、室内向けの単焦点を試してみてもいいです。
しかし、色んな焦点距離のレンズがあって、次々買っちゃうレンズ沼にはまる人もいるので注意です。
おすすめは換算35mm位の、APS-Cなら24mm位、マイクロフォーサーズなら17mm位の焦点距離です。

F2.8通しズームレンズ

単焦点レンズも揃ったあたりで、次のカメラを買っちゃいたくなっているような気もしないのですが、個人的おすすめは明るいズームレンズを買うことです。
屋外ならそれほど明るいズームレンズでなくてもいいですし、移動しやすいので単焦点レンズでも何とかなるのですが、スタジオ撮影はとにかく狭かったりするので、ズームレンズじゃないと構図が限られます
世の中には単焦点派とズームレンズ派がいるようですが、自分はズームレンズ派なので、何なら単焦点無しでズームで突き進んで欲しいです。

メーカーはキヤノン、富士フイルム、パナソニック、オリンパスから選ぶ

メーカーは、キヤノン、富士フイルム、パナソニック、オリンパスから選ぶことに。
あと、ソニーは有力そうなのですが、すっかりAPS-C系の開発が止まっているようで、初心者にはすすめづらい感じがします。
ニコンにもニコン1という1インチのミラーレスシリーズがあるのだが、さっぱり新製品を出す気なのかわからないので、やめておいた方がいいと思う。
もう1つペンタックスというブランドもあるのだが、マニアックで事業売却危機もあるようなので、初心者にはおすすめしません。

肌色のキヤノン EOS kiss M

キヤノンは人を撮影する時の肌の色のきれいさに定評があるのですが、どうもそのような色にチューニングしているようです。
特に女性のお肌がきれいに見える色に調整されているのはありがたいですね。
さらに、今のカメラ製造のトップメーカーですので、さすがに描写も色も操作性もバランスがいいですね。
今、キヤノンのミラーレスを買うなら、販売されたばかりのEOS Kiss Mだと思います。
細かい設定もできますし、ファインダーで瞳AFが使えます。
ただ、マウントがEF-Mマウントで、キヤノンは一眼レフに遠慮しているのかレンズのラインナップがどうも力が入っていない感じです。
というわけで、将来的にはわかりませんが、今はおすすめしません
ちなみに、明るいズームレンズは無いみたいなのですみません。苦情はキヤノンの人に言って下さい。

EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット

EOS kiss X7を買った時にダブルズームレンズキットを買ったのですが、望遠レンズは見事に使わなかったので標準だけで。
望遠レンズ買う余力があったらフラッシュ買った方がいいと思います。

スピードライト 430EX III-RT

何度も紹介したキヤノンの定番フラッシュ。
GN43で光量も十分でワイヤレス受信などもできるので長く使えます。

EF-M22mm F2 STM

EF-M系列のレンズをずーっと眺めているのですが、標準レンズで使いたいのがこれだけで困る。
キヤノンは真面目にEF-Mマウントを売る気があるのか非常に苦しみます。
ただ、このレンズに限っては、ちょうどいい焦点距離で明るくパンケーキなので、ズームじゃなくてこれを付けっぱなしでも室内室外問わず足りている気がかなりします。
kiss Mに限らずEOS Mシリーズを買ったら必須なレンズ。

EOS Kiss M ダブルレンズキット

EF-M22mm F2をどうせ後から買うなら、頑張って15-45mmと一緒に付いてきちゃうキットを最初から買っちゃうのは非常にいい選択肢な気がします。
個人的にはダブルズームレンズキットと比べるなら明らかにこれ。

自然色の富士フイルム X-T20

最近、写真ブログをあちこち覗いたりすることも多いのですが、富士フィルム大好きみたいな人が結構な数がいてびっくりです。
個人的には、キヤノン、ニコン、ソニー、オリンパス位まではわかるけど、富士フイルムとか何ー?という感じであったわけです。
しかし、色のバランスがいいというか、とても自然な発色で、さすがフイルムメーカーという。
レンズもかなり揃っていていい感じです。

FUJIFILM X-T20 レンズキット

富士フイルムのカメラは、画像センサー自体はどのカメラも同じという話ですので、頑張って腕を磨けば高級機のX-H1とかX-Pro2みたいなカメラに近い写真が撮れるという話ですが、X-T20は必要十分に機能を落として初中級者に十分なレベルに仕上げたというカメラ。
X-T20のレンズキットは今回紹介する中ではちょっと高いのですが、キットレンズがXF18-55mmF2.8-4 R LM OISという明るくていいレンズなので、仕方がないのでは説が出ています。
富士フイルムスキーの人たちに「最初にカメラを買うんだけど、ちょっといい奴って」とか聞くと、喜んでこいつを紹介して貰えると思います。

フラッシュ EF-42

富士フイルムさんは、フラッシュはあまりやる気が無くて、初中級向けの新製品が全然出てないようですが、逆を言えば枯れてて不具合が無いということなんでしょう。
GN42なら十分です。

フジノンレンズ XF23mmF2 R WR

富士フイルムのレンズのリストを見て、あまり安いものがなくて大変だなと思ったりもしましたが、実をいうと高級機を使っている人も同じレンズを使っているわけで、それはマジなのかという。
このレンズは富士フイルムのレンズの中では人気がトップですし、室内で使う分にも距離感も明るさもいい感じだと思います。

フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR

富士フイルム勢の人たちも妙に推しているズームレンズ。
みんな持っててよく写るっていうんだから、そうなのではないでしょうか。(雑)
しかし、二桁万円なので、ひょっとしたらこれが欲しくなる位だとカメラもそろそろ新しい奴が欲しくなっているかもしれません。

バランスのパナソニック GX7MK3

メインのフルサイズはソニーのα7RⅢなのですが、ミラーレスでもさすがにフルサイズはほいほい持って歩けるサイズじゃなかったので、サブカメラを探していたところ、パナソニックのGX7MK2にたどり着き、今では通勤カバンにも入れっぱなしのお気に入りです。
これぞミラーレスという感じ。
ピントが爆速で、色も画像の描写もバランスがいいので、あまり人気が無くて値落ちが早いのをいいと見るか悪いと見るか。
今から買うなら後継で発売したばかりのGX7MK3でしょうか。

LUMIX DC-GX7MK3K 標準ズームレンズキット

自分で使っているGX7MK2の後継機です。大きさはほぼ同じくらいで、AFが爆速、このクラスのマイクロフォーサーズでついに2000万画素を超えてしまいました。
モニターは普通にチルトなのですが、ファインダーが大きさが同じなのに上向きにグリグリ動くというギミックがすごい。
すごく欲しいんですけど、パナソニックは何故か不人気で値落ちが激しいので、もっと値段下がってから買います。
でも、レンズキットで10万円位なので普通といえば普通かも。

フラッシュ DMW-FL360L

パナソニックのフラッシュでちょうどいいところ。
GN36なのですが、製品紹介のページ見ても、ぱっと見書いてないあたりがマジでやる気あんのかおい。
でも、買うならこれしかないので、やる気出す必要が無いのかもしれない。

LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. H-H025-K

20mmのパンケーキと悩んだのですが、そっちはAFが遅くてアレと評判が悪かったので、こちら。
こちらは設計が新しいこともあって、AF速度もいいですし、明るくて値段も2万円も全然しませんし、とりあえず買っておくには文句のないレンズです。
パナ機使いで12-32mmみたいなパンケーキのキットレンズを使っている人は試しにこれを使ってみてはいかがでしょうか。

LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 II ASPH./POWER O.I.S.

目下、自分で欲しいレンズのトップであるところのズームレンズ。
フルサイズ機用のレンズでいうところの大三元コースですよねえ。
パナのG9 Proなんぞに使うレンズなので8万円オーバーコースなので、メイン機のレンズとどっちにしようかと投資をちょっと躊躇しております。
でもまあ、これがあったらもっといいカメラ買っても使えるよなあ…。(ごくり)

描写のオリンパス E-M10 markⅢ

つらつらと並べてみましたが、マイクロフォーサーズは、よくよく考えられていて、レンズのマウントがパナソニックLUMIXブランドと共通で目移りするほど色々あります。
また、オリンパスはとにかく細かい描写が得意ですので、言うことありません。
世の中的な知名度もキヤノン、ニコンに及ばずありますし、イチオシはオリンパスということでいかがでしょうか。
カメラの方はE-M10 markⅢです。

OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット

今回の一押しがこれ。
人気のオリンパスでダブルズームキットなので、もう少し値段がする気がしたのですが、割とリーズナブルな線ではないでしょうか。
レフ機より一回り小さいのですが、ちゃんとカメラのグリップを考えた形になっているのがにくいです。

エレクトロニックフラッシュ FL-600R

これももう結構ずっと新製品出てないのですが、これで完成ってことなんでしょうか。
GN36でこれもちょうどいい感じです。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

3万円ほどでF1.8と、これを買ってカメラにはまってくれと言わんばかりの撒き餌感たっぷりのレンズ。
室内のポートレート撮影にいい距離感です。
自分で買うならこれかなあと思ってレビューとか眺めていたのですが、パナのLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.の方がAFが速くて明るくて値段も安くてと評判がいい模様。純正にこだわらなければ、そちらを購入するのもありかもしれません。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

単焦点のお手頃レンズ25mm F1.8とは打って変わって、こっちのレンズはやはり高級機用の大三元レンズです。
パナの12-35mm F2.8Ⅱより、値段が安くて望遠端がちょっと長いということなしですね。
レビューを見て回りましたが珠玉のレンズとかあちこちで褒めまくられております。
自分でも欲しいかもしれん。
これもやはりE-M10シリーズのような下の方のシリーズに付けるにはちょっと価格が高いかなあという気もしますが、オリンパス機に骨を埋める気になったら、上級機を買う前にこれを買って腕を磨くというのはありだと思います。

まとめ

おすすめの購入順序

個人的には、既にフルサイズで満足しているので、このクラスで使うならサブカメラなのですが、この記事を書きながらうっかりポチってしまいそうな感じです。
買い方のおすすめは、くどいようではありますが、

  1. カメラ(レンズキット)
  2. フラッシュ(GN35-45の外付け)
  3. 単焦点レンズ(飛ばしてもいい)
  4. 明るいズームレンズ(F2.8の標準ズーム)

の順でじわじわ買って、余裕ができたら上のレベルのカメラを買うことです。

途中で買い替えもあり

もし、レンズを買っている途中で不満が出てきたら、レンズを追加でどんどん買い込む方に行かずに、他メーカーのカメラに乗り換えることも考えてもいいと思います。
カメラは中古価格に相場があって安定していて、郵送での買取などをしているところや、買う時に下取りをしてくれるところも多いですので、パソコンなどと違ってもう少し気軽に乗り換えができます。
是非是非、カメラを買ってモデル撮影会に参入してみて下さい

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