カメラの保険を探してみた(損害保険・動産保険・クレジットカード付帯など)
カメラを落として21万円するレンズが真っ二つになり、修理見積もりを出したら修理代金が20万円の笑えない事態に。
そこでカメラに保険をかけることにした解説を書いています。
21万円の高級ズームレンズが真っ二つになり保険を探す
所持しているカメラとレンズ
普段、モデル撮影会に使っているカメラ(α7RⅢ)とレンズ(FE24-70mm F2.8 GM)です。
この組み合わせで買った時は合わせて約60万円(本体約39万円、レンズ約21万円)という冬ボーナス吹っ飛ばして買った高級機種です。
カメラを落としてレンズが折れる
ですが、先日、新しくカメラバッグからポロリとこぼれ落ち、ガシャーンという音とともにレンズが真っ二つに折れました。
(真っ二つというかマウント部がもぎ取れた)
事故では保証は効きません
ソニーのサービスステーションに修理に出したのですが、通常の保証は全く対象にならないとのことでした。
そんなわけで、ここ数日修理代がいくらになるのか日々恐怖の日々を過ごしています。
やはり、そんな価格のものを持ち歩いている以上、損害保険の加入も考えた方がいいのかもしれないため調べてみました。
損害保険の種類
ソニーのワイド保証
ソニーの通販サイト「ソニーストア」では3年または5年の延長保証「ワイド保証」を取扱しています。
見たところ、3年で定価の5%ほど、5年で定価の10%ほどの価格で破損や水没などの事故も対象になるようです。
販売店の延長保証
ヨ○○シなど今どきは延長保証を扱っている販売店は多いですよね。
そういう大手じゃなくても、価格コムなんかに乗ってるような地方の通販専門店でも延長保証を扱っているところは結構あります。
しかし、結論からいうと、あれはメーカー保証を延長する自然故障向けのものなので、カメラに心配する破損事故系のものには対応していません。
○ドバ○などを含めて数件見ましたけど、こりゃダメだという感じ。
パソコンみたいな普通に使ってても結構壊れる奴にはいいんでしょうけどね。
クレジットカード付帯ショッピング・プロテクション
調べてみたところ、クレジットカード会社で直営で発行しているカード(三井住友カード、JCB、アメックス、ダイナーズなど)については利用付帯(そのカードで買ったものに限る)という前提でショッピング・プロテクションという買い物補償をしていることがあることがわかりました。
皆さんそれぞれカードの利用約款などを確認されるといいと思います。
利用約款はカードが送付される時に同封されていますが、カード会社のページにもありますので、検索してみて下さい。
(楽天カード、楽天ゴールドカードには付帯がありませんでした。残念。)
ただ、これはほとんどの場合はついていても90日間ということで、ちょっと物足りないですよね。
楽天超かんたん保険「持ち物サポートプラン」
そんなわけで、有料の保険を探さざるを得ない感じです。
でも、できれば、あまりお金かけたくないし、簡単に入れないと意味ないですよね。
そこで、楽天カード限定ですが、保険がありました。
楽天超簡単保険という、楽天カード保有者限定ですが、入っとけば勝手に保険が適用されるという簡単さが売りの損害保険です。
自転車保険とかアウトドア保険とか一杯あるんですが、やはり最安は、携行品を対象とした「持ち物サポートプラン」です。
保険料年1650円で10万円限度、年2190円で20万円限度、年3040円で30万円限度(自己負担は3000円)。
持っているものに全て適用されます。
もっとも、パソコンやスマホなどは対象になりませんので、カメラ関係と思っていた方が良さそうですけどね。
これは楽天カード会員限定だそうなので、この際、カード入っといてもいいのでは。
楽天はゴチャゴチャしてるし、送料もよくわからんのでAmazonばかり使うと思う方も多いと思います。
それでも、今は、おまけで一杯ポイントがどんどこ加算されるので、個人的には通販を利用する時は楽天を第一候補にしています。
JCBトッピング保険「携行品プラン」
JCBでもJCB会員限定の保険がありました。
JCBトッピング保険の中で、携行品プランというものがあります。
JCBブランドが付いているカードが対象になるっぽいことが書いてあったのですが、JCBが発行しているカードだけのようです。
セディナ、楽天、VIEWカードなど他社で発行しているものは対象にならないようです。
これは、月払い240円で30万円という1プランだけのようですね。
30万円の保証が欲しければ、楽天の保険より良さそうです。
ただ、JCBのカードは有料のものが多いです。
ですので、新規にカードを作って加入しようとする時は、JCB EITカードなど、リボ専用カードや女性・若者向け専用カードなど無料や会費の安いものを選んで使いたいものです。
アウトドア保険
通常の損害保険でも、携行物の保証をしてくれる保険があるようです。
損害保険というと、普通は火災保険や自動車保険を扱っているのですが、自転車保険やアウトドア保険なども扱っています。
ピッケルなどを使うような本格登山(登山保険が必要)以外のハイキングレベルの登山などで、遭難した時に救助費用が対象となるアウトドア保険などは、携行物も対象になるようです。
そんなわけで、登山をされる方などはアウトドア保険や登山保険に加入しているかと思いますが、そのへんは保険料もそこそこするので、自転車保険や携行物保険なども対象になっています。
モンベルのアウトドア保険
調べたのは、モンベルのアウトドア保険です。
安心プランは携行品も保証されていて、一番安い年9800円のプランでは10万円まで保証されます。
この手の保険は、傷害や救助費用だけでなく、石を落としてしまって、下にいた人に当たって怪我をさせたりした時の個人賠償責任保険もセット(1億円)になっています。
(自転車に乗って事故で怪我を箚せたりした時も含みます)
そのため、上記の携行品だけの保証よりは少々費用がかかりますが、大抵のアクシデントには対応できますので安心ですね。
まとめ
個人的には、最近は楽天カードばかりなので、楽天の持ち物サポートプランで、10万円か20万円保証を考えています。
登山は携行品保証が無いタイプの安めのプランにしようかな…。
それにしても、カメラってお金がかかりますよね。修理代いくらになるんだろう…orz
楽天の持ち物サポートプランにしました
当ブログの宣伝
当ブログでは、自分で撮ったモデル撮影会の写真を紹介している記事と、撮影会用のカメラの選び方や撮影方法などについての記事を紹介しています。
是非見ていって下さい。
ディスカッション
コメント一覧
損保でカバーする場合、要注意ですよ。
携行品損害の場合、限度額が別枠になっているケースがあり、合計ではxx円でも1品(1組)あたり、xx円までしか保証されないことがあります。ある程度のカメラだと完全に保証額が不足します。
火災保険のOPだと1組30万以上の場合、標準的な契約だと対象外になるケースもあります。
さらに「新価特約」でない、経年による減額ありの場合、結果的にアウト(保証額少なすぎ)のケースも。
ストアーの純正長期保証(別途有償)が良いのは、新品交換を含めて経年による減額がゼロ、保証最終年に落下破損(全損)でも新品代替が可能です。
コメントありがとうございます。
対象となる額を比較して設定したので、まあ、覚悟の上です。
楽天の当該保険の場合は、1事故あたりの修理費用の上限が30万円までなので、確かに一式全クラッシュしたら全然足りません。
一方、どこまでやっても保険で原状回復できるのは理想的でしょうが、追加費用もそれなりにかかるので見送りました。
これは、保険料が年間3000円ほどで、後からカメラなりレンズなりを追加しても全然手間も費用もかかりませんので、そんな感じでランニングコストとしてさっくり出せる範囲で安いなりにざっくりカバーするものを選定しています。
そこまでぐしゃっと全壊したら、所有者本人もただじゃ済まないでしょうから、そうならないように気を付けるつもりです。