フルサイズ以外のマウント替えを恐れるな!というか気にするな!
フルサイズ以外のマウント替えを恐れるな!というか気にするな!
デジタル一眼カメラ、ミラーレス一眼カメラの選び方の本やウェブサイトなどを見ると、マウント(メーカー)選びはその後のカメラ人生を決めるので慎重にみたいなことが書いてあります。
これは、カメラは基本的に1つのマウントのレンズしか使えず、数年使えばモデルチェンジしてしまうカメラの寿命と違って、可動部分の少ないレンズの寿命は長いことが理由としてあります。
ということは、レンズを多数所有するようになってから、違うマウントに移行しようとすると、レンズも全部買い替えなければならないので多額の費用がかかるからということのようです。
まあ、そうっすね…。(えー)
一方、節操が無い自分などは、キヤノン、ソニー、マイクロフォーサーズと3種のカメラで3種のマウントを使っています。
最初から1つのメーカー(マウント)を選ぶのは無理
国内だけでも多数のカメラメーカーがあります。
一眼カメラを製造・販売している主要なところだけでも、キヤノン、ニコン、ソニー、フジフィルム、リコー(ペンタックス)、オリンパス、パナソニックなどがあります。
画質、操作体系、コスト、その他と、総合的にどこかのメーカーが決定的に優位であれば、小規模で不利なメーカーは存在できず、もっと少なくなっていることでしょう。
それどころか、複数のマウントを持っていたり、一眼レフとミラーレス両方を製造・販売しているメーカーもあります。
つまり、これはメーカー間に得意不得意があり、別々の戦略があることを示しています。
誰でも初心者から始まる
そして、初めて一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラを購入する時はその中から、入門用かそれに近い比較的安価な機種を選ぶことになるかと思います。
そのように、限定的な性能の低価格機種から、中級、そしてフルサイズ機と徐々に高級機へとステップアップしていく場合が多いでしょう。
その時、必ずしも同じメーカーの上位機を買う必然性は無いように思えます。
メーカーごとの被写体の得意不得意
メーカーによって写すものごとに得意不得意がありますので、どこかは人を撮るのに良く、それも男性や女性、さらに動き回る子供、どこかは自動車や飛行機を撮るのに向いていて、どこかは山や星空、建物を撮るのに向いていたりします。
メーカーの得意不得意の傾向は、基本的に下の機種から上の機種まで似たような感じです。
もっとも、高級機は対応力が高いので、どこのメーカーも十分にいい写真が撮れるということはありますが。
とすると、買い足す、あるいは買い替える時には、別な機種を買った方が、どこのメーカーのどの機種でどのような写真が撮れるかがわかるのではないでしょうか。
最大の障害は費用
買い替え元のカメラ・レンズの価格は?
話は戻りますが、マウント替えする時に一番の問題となるのは、レンズを多数持っている時に買い替える費用です。
しかし、最初に買ったカメラとレンズの値段、そして、購入予定のカメラやレンズの値段と冷静に比較してみましょう。
カメラやレンズの価格はエスカレートする
あれ?最初に買ったカメラの価格とレンズの価格を合わせても、欲しいカメラ単体やレンズ単体の値段よりかなり安かったりするのではないですか?
カメラに限らず、趣味を始めると、どんどん高級な道具が欲しくなり、さらにプロも使っているようなものが欲しくなったりもしますが、値段はそれぞれ段違いに上がっていきます。
そんな高い買い物をする時に、物足りなくなったカメラのメーカーと同じメーカーのカメラをどうしても買わなければならないなどということがあるでしょうか。(いや、ない(かもしれない))
ステップアップする時にマウント替えを躊躇することはない
そんな色々のことを考えると、より上位の機種に買い替える時は別なメーカーの別マウントのカメラに買い替えるチャンスではないでしょうか。
例外はあります
そうは言っても、最後にフルサイズなど各メーカーのフラッグシップ機(最上級機)を買う時は慎重になった方がいいです。
さすがにそのグレードは、本体もレンズも単価で数十万が飛び交う世界です。
まとめ
マウント替えについて色々考えてみましたがいかがでしょうか。
ネットなどうろうろしてると、しょっちゅう所持しているカメラやレンズを丸々売り払って別なメーカーに乗り換えたりする人もいるようですし、あんまり堅く考えなくてもいいかもしれませんね。
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